9月のライブ・まとめてドン!

■9月26日(水)東京タワー

東京タワーは何だか特別な場所です。
スカイツリーとは比べ物にならないくらい美しい姿、そして趣があります。


東京育ちの村田は都電がまだ山手線の内側を走っていた頃、その都電の車内から東京タワーを眺めては、ワクワクしていました。
まるで「3丁目の夕日」と時代も気持ちもすっかりかぶっているのです。
小さい頃、親にせがんで、一度連れてきてもらい、その後大きくなるにつれて自分の中からその象徴だけを残して消えていきました。
そんな自分にも子供が生まれて、その子供をつれてあの時の父親のように東京タワーに登ってみたら、何だかあの小学生の自分に戻ったような気がしました。
するとそのすぐ後、東京タワーの展望台でライブをしませんかというお誘い。なんという巡り合わせなんだろう〜。
素敵な、なんだかうれしくてちょっと笑っちゃうような感覚でした。

今はお彼岸の月、3月と9月の月末近くの木曜日(今回は水曜日でしたけど・・・)にライブをしています。
いつも顔を出してくれる常連のみんなだけでなく、10年ぶり、20年ぶり、30年ぶり、なんていうファンの人たちがいつもたくさん来てくれます。
久しぶりの村田の音楽と歌と一緒に、東京タワーの記憶もきっとみんなの中に蘇って特別なライブになっているんじゃないかなぁ〜。


■9月29日(土)柏 スタジオ・ウー
去年の10月以来、約1年ぶりの柏で、しかもそのとき以来のケイスケとの久しぶりの2バカです。
一人でするよりも音楽の厚みやメリハリ、サウンド、アドリブ、スリル、なんといっても最高の自由度の2人でのライブ。
ケイスケとするライブは他の人とは比べることができない極上ライブです。
なんといっても2人でしているのに気心しれた、というより、村田のクセを見抜いているケイスケだからこそ、村田はより自由にノビノビと自分を炸裂させることができます。
その上、ケイスケのダイナミックで時折キュンとさせるソロが満載で、村田は本当に幸せになっちゃいます。

しかもこの日、ケイスケは行く行く、行った上になおも行く。すさまじかったなぁ〜〜〜、スゴイ!すごすぎる!
あまりにすごかったので、来年から東京でもドラムス、向山テツのお店@新代田ブギーストックで、「村ッチャンとケイスケ、時々テツ・東京セッション」として定期的にしばらく続けようと思っています。

いつものケイスケとの2バカに加え、ところによりテツを加え、しかも村田にベースを弾かせてもらおうなんていうセッションです。
(一度試しにやってみて、1回で終わる可能性90%ぐらいなので、1回目は絶対に見逃せないでしょ〜(^O^)
で、早くも2月を予定しています。乞うご期待!!


■9月30日(日)東京アゲインでマンスリー
この日は台風がやってくるという大変なお天気でキャンセルも多く、珍しく席が埋まらない開演前でした。
店主・石川さんは「こんな日にやってくる人たちこそが真の村田ファン」などと冗談を飛ばしていましたけど、さすがに少し遠い人は帰りの交通機関が危なくなりそうなぐらい強い台風でした。
開演時には席も埋まって、ウダウダしながらもテキパキとライブを進めていきます。
今日のセットリストは小坂くん@文豪の作ってくれた「村田が人に提供した楽曲」特集。

人に作品を提供して自分では歌っていない曲が多くて、少しばかり練習しましたよ〜〜。
で、そういうセルフカバーアルバムのアイデアも持っていてここ1,2年の間に作ろうと思っています。
(結構、好きな曲が多いのですけど、女性に書いた曲が多いので、オネェことばになっちゃうことが多いなぁ〜(^-^;)
後半は新しいアルバムを中心にいつも通りのアゲインの盛り上がりがあり、ここでライブをすると本当に最後には「みんなで一緒に生きて行こうねぇ〜〜、あいしてるよ〜〜、みんなぁ!!」になってなんだかホロリっとしてしまいます。
でも台風は近づいてきていて、今日は終わってもウダウダしないで、逃げるように帰るんだよ〜〜〜、と最後にMCした途端、台風から逃げていく二人の「台風ドライブ」を思い出して、再びひと盛り上がり(^O^)
みんなちゃんと帰れたかなぁ〜??(後で聞いたら6時間かかった人もいたようです・・・・(^-^;)