杉と村田のオリジナルだよ、全員集合 名古屋〜京都〜神戸〜香川県三

3週に渡った「お杉と村田のツアー」もいよいよ最後の週になっちゃった〜。
毎週毎週、金土日のツアーだけど、これがとんでもなく楽しくて金曜日を指折り数えて待っていた村田です。
今まででも良く知っていた間柄なのに、さらにこれだけ旅をして知る気心があるんだなぁ〜。
杉は知っていたとおり、ホントにいいやつで、思っていた以上に天然で、いろんな意味で少年でした。こんなにたくさんの時間を一緒に過ごしているのに、ずっと楽しくて、楽でいられて、なおかつ尊敬できるミュージシャンでした。
移動中や食事、打ち上げの時の村田と杉の会話で大人がよく話す話題と内容はひとつもないのがとても素敵です。
ウン、俺たち「Stay the young」してる、いけてるオヤジたちです。


東京発の新幹線、村田はギリギリのチケット購入で結局自由号車で出発。杉くんはお気に入りのカツサンドとうなぎおにぎりでパワーアップしておいたそうです。
パラダイスカフェ21も今池にあるライブハウス。いつものTOKUZOよりも小さいけれど50人でいっぱいの空間はミニチュアのホールのようで、いい雰囲気でしたネッ。
杉くんのギターの修理も終わり、さらに先週よりも心も楽器もバージョンアップした大先生は初日から絶好調です。
杉くんのファンがたくさんいらしていて、ウダウダと客席を回る村田は初対面の人がとても多かったです。
初めて会う人と話をするのはちょっとずつ、ちょっとずつ、近づいていく感じが好きなんです。プレッシャーを感じさせていたらすみません〜!
最初だけですからね〜次はもう慣れてますから・・・・(^o^)
休憩も挟んだので、3時間を越えてしまったライブは今日も盛り上がって、みんなニッカニッカの顔していました。
ライブ終了後は今年突然「ピカイチ」フリークとなった杉くんとご飯を食べに行きます。おいしぃなぁ〜、ホントにおいしぃ〜。
村田と杉の食の旅はさらに続くのです。


名古屋をユルユルと出発した僕らは早速今日の昼めしの相談を始めるのだった。
名古屋は王道のものから、B級に至るものまでごちそうが目白押しで迷うなぁ〜。
王道「きしめん」に傾いていた村田の気持ちは杉くんのいきなり「みそかつ弁当」の提案にノックアウトされました。
行楽シーズンのせいか、込み合う「のぞみ」「ひかり」を避けて、「こだま」の自由席に飛び乗って、お弁当にかぶりつく二人なのでした。矢場トンの「みそかつ」ウマシッ!恐るべし!!
京都に着くといつもはすぐ乗れるタクシーに長蛇の列が・・・・普段は駅前をギッシリ埋めているタクシーも今日はほとんどいません。
しばらく待ったけど、待てない性格の村田は、地下鉄移動に切り替えました〜。
と・・・地下鉄もいつになく混み混みで、そうかぁ〜〜連休&観光シーズンの影響なのですね〜。
都雅都雅に荷物を置いて、京都の散策にでたオレたちは八坂周辺をくるっと回ってきましたけど、人は多いけど京都の匂いだけは満喫しました。


ちょっと疲れた村田はリハ後、ホテルでつい寝込んでしまい、開場時間の6時まで寝てました。
30分遅れで、会場を回りだしたら、昨日名古屋でも話した人たちもたくさん来てくれていました。
毎日毎日、ホントにありがとう!でもこのツアー、毎日毎日が新しくて新鮮なライブツアーです。
どこに行っても暖かく、ニッカニッカの顔で迎えてくれる人たちがいてくれて、ぼくらは幸せなライブを楽しんでいます。
杉くんのギターソロもすっかり慣れて、プレッシャーをかける村田の楽しみがないほど、イモーショナルなソロになっちゃいました。(ガックリじゃっ・・・
ライブが始まるころには村田の毒素に犯されたみんなはすっかり杉+村田の身内になっているのです。
夜は近くの魚がメチャメチャうまい居酒屋で打ち上げをして、酒を飲まない村田はもちろんおもむろに海鮮丼を注文して、いち早く終わりました〜。


今回のツアーの最終地は神戸。杉くんはJRで、村田は阪急で例によって現地集合パターン。
のんびり到着してゆっくりしていたら、今日は日曜で6時スタートにしていて、いきなりドタバタのリハに突入。
今日はステージから降りて、みんなと同じ目線の、海外のアンプラグドライブ的なシチュエイションのライブにしてみました。
村田はテーブルを回っては、ホントは欲しくないかもしれないサインをして、でもそれをきっかけにして少しずつ話していきます。
みんな本当に昔から村田と杉の音楽を聞いて、楽しんで、待っていてくれた人たちが集まってくれているのをより強く感じることができるので、このウダ話タイムが好きな村田です。
最終日の神戸はもう最初からステージと客席が一体化したような空気でいいぃムードでしたねっ!
2人は3週間のツアーの集大成を出し切りました。とてもいいライブだったと自負しています。
すごいなぁ〜。杉はホントにいいミュージシャンだなぁ〜、って改めて心に刻みました。
それから本当にやさしくて、来てくれた人を愛しているミュージシャンでした。
来年、3月も「杉と村田のオリジナルだョ、全員集合!#2」でみんなのところへまた伺います。絶対に来てね!友達や、家族を誘って、絶対に来てください!!ここからさらに加速してすごいライブになっていく予感がします。
終了後は食に命をかける杉くんが楽しみにしていた鳥料理屋さんで打ち上げでした!


翌日の村田は単身香川三豊市に向かいます。早くついてもしようがない村田は遠回りをしたり、在来線を乗り継いで、のんびりと四国へ向かいます。
新幹線で旅するよりも遥かに素晴らしい景色が広がって、旅そのものをしている気になります。
三宮から新快速に乗った村田は、明石に広がる海を眺めて、心で「イェ〜」です。
相生から岡山の山陽線では紅葉に彩られた山々が美しくて、ずっと見とれていました。
あいにくの雨も雲が低く垂れ込めて、雨に煙る山は、今度は水墨画みたいでした。スゲ〜ッ。
初めて電車で渡る四国の瀬戸内海を上から眺め、ゆっくりと目的地「高瀬駅」に到着です。
雨ですけど、傘差してのんびり歩いていくのも最高、で、いつもギターケースに入れている傘をと思ったら、昨日まで無駄に入っていた傘を神戸のホテルに置き忘れて来ました・・・か、肝心な時に、なんという・・・・
なので、あっさりとタクシーで今夜のライブ地「ブギーナイト」に到着。
着くとまだ早い時間で、オーナーの湯口さん一人が今夜の仕込み中です。とても若々しい湯口さんとベラベラとおしゃべりさせてもらってすっかり村田はリラックスモードに突入します。

関西から福岡から、応援してくれるみんなが駆けつけてくれて、村田は本番前からホーム感100%になっています。
香川だけでなく、愛媛からも、高知からも来てくれたみんながいて、ライブは盛り上がっていきます。
デビューからムーンレコード時代のヒストリーをひもといてから、最新のもの、おなじみの曲をたくさんやりました。
一本の音楽では思いもかけず、みんな大きな声での大合唱になって、ホントにジ〜〜〜ンと来てしまいました。
そして今回のライブの企画は香川在住の和泉くんがしてくれました。本当にいろいろとありがとう!
おかげで四国を回るきっかけが生まれました。来年は各地でさらに足を伸ばすつもりです。みんなの企画を村田は待っています!!
来年の夏までには絶対に四国縦断をして、みんなと再会することにします。
あいしてます!みんな、ありがとう!ホントにありがとう!